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タイポグラフィ Archive
お仕事の合間に
- 2009-03-07 (Sat)
- タイポグラフィ

今回もカメラ片手に、取材です。
といってもカメラマンで来ているわけでなく
ちゃんとした広報誌の作成で、いわゆるディレクション…
というやつですね。
かっこよく言えば監督ですが、
段取から、決めごと、絵の指示まで、なんでもありです。
今回は、人物撮影中心だったので
カメラマンさんにほぼ、おまかせ状態でした。
合間をみつけては写真撮りまくり~
で、おもしろいタイポグラフィを見つけました。
(中には普通のもあります。)
(あと、タイポというよりただの絵というのもあります)

ターミネーターっぽい。
タンクの番号でしょうか。

味のある手書きタイポグラフぃ。
「あ」から「ん」まで書いて欲しい…

まあ、どこにでも存在する筆文字です。
手書きというより筆跡だけは唯一無二の世界です。
あなたの書いた文字は、世界にひとつ。
いくら真似しても、どこか違う微妙なニュアンス。
それがオリジナルなんですね、やはり手書きがいいすね。
けんど、ひとつひとつ書きよったら
大変…ということで大量複製のために木版が生まれ
文字も規格化されたタイポグラフィなるものが
誕生したんじゃないろうか。
それは、誰がどこで見ても同じ文字。
だからこそ組版ルールがあったりと。
(歴史が文化を育てるってこと?)
話しがそれ気味。
戻します。
(筆文字の品評ではありません、あしからず)

地面に書いた白い星印と思ってください
ただのヒトデの死骸ですけど。
足もとにあると、ハッと立ち止まってしまいます。

駅のホームにあった、乗り場位置を示す番号。
意外とない書体です、この2の丸み。

最後に、偶然撮れた半分欠けた文字。
見ようによっては新鮮です。
何かアイデアに使えそう…
お前、出張言って何やってんだ!
みたいなツッコミが入りそうですが、
タカハシの得意技は、とにかく現場をうろうろすること。
あるカメラ屋Kさんに、こんな風にも言われました。
(一緒に行ったカメラさんとは別です)
「タカハシ、犬みたいやねえ」
そうです。
犬みたいに、その辺を一回は
歩き回らんといかんがです。
ほんま、犬になろうかねえ。
つうか、毎日犬みたいに走り回ってます、確かに。
ドッグ、ナントカでつね。
好きな世界
- 2008-03-19 (Wed)
- タイポグラフィ

10年くらい前に自主制作したビジュアル。
別にポスターとかDMとか目的は考えてなく、
1:√2の矩形で作ったもの。
MAC環境がほぼ浸透し、確実に使えるようになった頃なので
かなり手抜き的にも見える?
うれしくってMAC上で遊んでいたと思う。
これも、実験的というか
意図的に文字(数字)と図形でのみ
表現しようと。
今見ると、とにかく自分の好きなパーツで埋めている。
まずは数字。
こちらはベーシックなユニバース。
で好きなストライプ(今でも)柄
そしてきわめつきは色。
とにかくブルーが好きでした。
今も好きですが、もう少しいろんな色を好んで使うが
やはり最終的にこんな感じ。
C92+M58という微妙なブルー。(少しK8%を入れるときもある)
これ以上赤くても青くて自分的にはNGというわけで
今でもよくこの色を使う。
好みの色とか色づかいって、どこで決まるのだろう。
いつ頃好きになるんだろう。
デザイナーの好みの色って、それぞれだと思う。
商業的に使い分けるカラーリングを除いて。
かなりの確立で似た配色になります…
また色の話は後日ということで。
この前の「タイポのみでの表現」という好きな世界を
紹介したので、HDから探してきました。
モジ思いの1日
- 2008-03-13 (Thu)
- タイポグラフィ

nの入りをどうするか、でスタッフと議論。
一番簡単な方法でロゴ作成を説明する際に
自分でも、今までのセオリーや
決め事みたいな“既成概念”を
とっぱらわなければならないと考えさせられた一幕。
説明しながらも
両方ともありやなという結論になる。
それは、あえて同幅のラインを守るのか
いや、やはり視覚調整は必要だと両方の主張。
方向はどっちだ?によっておのずと変わることだけど。
両方ともケースバイケースという着地だった。
結局は、そんなわかりきった結論になってしまうのだが
考える過程というのは大事だと思っている。
タイポグラフィはデザインの中でも重要なウエイトを占める。
スイスのデザイン学校では
まずはじめに、文字だけを使ってデザインさせるらしい。
1枚の白い空キャンパスに文字だけで、あらゆる表現を施す。
色も白と黒のみで。
文字の大小やフォント(書体)の違いで表現する世界。
とってもミニマムな世界だけど
それは、とってもノイズのない
「美しい」デザインと傾倒している。
タカハシのとても好きな世界でもある。
文字については、何か実験してみようと思います。
カテゴリも「タイポグラフィ」を増やし
さあ、続くかどうか…
とりあえず、もっともっと
文字とデザインを追求してみたいと思った1日でした。
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