同じ和夫でも
著者は京セラを興した稲森和夫さん。
最近、稲森さんの本をよく読む。
ひとりの経営者である前に、ひとりの人間としてのあり方。
というような深い内容を書かれている。
自身も相当なご苦労の中、今こうして
経験談として「経営の神髄」を話されているが
ご自身は、まだまだ修行中。
死ぬまで大好きな仕事をしていたいとも。
まだすべてを読破していませんが
1ページ目から、共感を得ることばばかりです。
熱い人はダメなのか?
うっとおしいだけなのか?
人を自燃性、可燃性、不燃性の
3つのタイプに分けておられます。
一文から
「火を近づけても、
エネルギーを与えても燃えない者、
つまり多少能力はあっても、
ニヒルで少しの感情も持たず
感動することができない人は、
ものごとを成し遂げられない人です」
「私たちにとって、必要な人は自ら燃え上がる人です」
集団の理想ですが、
まさしくこのことは日々の課題として
四六時中、頭から離れたことはありません。
逃避しようとする自分を
もう一度、ヤル気にしてくれる本です。
稲森さんと話してみたいなあ。